復職体験談の仕事術~職場編~

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かるがルーティン

こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験して、これは飄々と軽々と生きていけるんじゃないか?と学んだことや思ったことをコツコツお届けしたいと思います。

今回は復職支援(リワーク)で紹介された「復職成功体験談・本人編」を真似て、自分の仕事術を職場編、生活編と書いてみたいと思います。

「職場のうつ 復職のための実践ガイド」AERA LIFEアエラムック、朝日新聞出版よりリワークでは紹介されました。2007年出版と年数が経っていますが、実際復職した人がいることや生の声を読むことは、私も含めた当時のリワーク生には貴重な情報でした。

*2011〜2012年版やバックナンバーもありました。

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始業15分前に到着する

まずは勤務時間に職場で仕事をする、これで十分です。

朝の静かな時間を有効に使おうという方法もあります。作業効率を上げ、リスクにも早めに対処できると思います。

しかし、私はそこまで職場に時間外で居たくないです。早めに居ることで緊急な報告や体制関係を賄うことになり、判断エネルギーも早々に使うので、私は朝から早く居ることでのデメリットが多かったです。

始業時間から考えれば間に合うことが多く、自分がいなくても早めに来ている他の人が代わりに報告を聞いてくれます。

頭の中身をポストイットに書き出す

「自分の頭で覚えておく」はあてにならないので、見える化のためにも書き出します。勤務中に聞いたことや人に伝達する必要のあることもポストイットに書き出します。

そして、自分に余白ができた時に見返して抜けを防ぎます。心理的にも楽になり、今日中にやる必要があることの優先順位もつけられるようになりました。

本当に自分の記憶力はあてにならないので、ベーシックですがポストイットに頼ります。

60%の力で挑む

書類作成編:社会人入りたての職場上司が文章添削において裏ごし器のようにとても細かい方で、100%目指さないと上司の決済ルートに乗ることができませんでした。どんな書類でも見直しを自分で3回は行っていたので、それが当たり前になっていました。

「60%で回しても、誰かが抜けに気がついてくれるから」と主治医に言われ、自分で60%の作成をし、見直しを1回やったら提出するという方法を続けて定着できました。今でも50%の力で大体OKをもらえることに繋がりました。

現場編:私は業務の抜けに気がついて自分がやってしまう特徴に悩んでいましたが、他の人でもできる内容は「~~をやってもらっていいですか?」とお願いすることで、抱えなくていい負担を減らすことができました。「人にお願いする経験を増やすこと」はこちらの記事にも書いています。

代わりに自分に60%でできる余裕がある時は、書類をしまう、根回しが必要なことを1つ引き受ける、などの役割も行います。

他人が関わる仕事は先にやる

誰かと共有している仕事や回覧物や意見が必要なものは先に目を通して回します。

これは環境整備としても私は書類を抱え込みたくないので、受け取ったボールをすぐ相手に返す感覚をイメージしています。

*他人が関わる仕事を先にやることで、いつまでも時間をかけられる自分の仕事に対して時間にリミットを作れます。
例えば、30分の中で他人と関わる仕事を18分使った場合、残り12分で自分の仕事をやり切ろうと決められるのです。
そうすると自然に60%の力でやり切ったり、仕上げることになるので、どこまでも詰めてしまう自分にとっては、他人が関わる仕事を先に取り組む方がやりやすいです。

気になる箇所が複数あったとしても、1つ意見を述べたらOKにしています。ここでも60%の力です。他の誰かが気が付くところはあえて書きません。

自分1人で確認するものは、全体を見回して気づいたポイントを全て伝えるようにしますが、伝えるものも相手が受け取れる量、後輩であれば身につけると良い着眼点に必要な部分を絞って伝えるよう心がけます。



「やってみます」と答える

「わかりました」の返事を「やってみます」に変えることも訓練と思って積み重ねました。

依頼相手に進捗を伝えたり、途中で疑問が出てきた時に聞きやすくなりました。

「やってみます」についてはこちらの記事にも書いています。

考えなくてもできる仕事を用意する

疲れた時はもちろん、モチベーションが上がらない時などに頭ではなく手を動かす作業を用意しておくと気分が変わります。

私は夕方以降にやる仕事、特に書類整理を残して、時間が来るまでそちらを取り組み、終わらなかったら翌日に残しておく方法をとっています。

休憩をとる

ひと段落したら水分補給の休憩を取ります。マイボトルのお茶などを飲んで「はぁ」と息を吐くことが私は頭と気持ちの切り替えになります。

また、取れなさそうな時こそ「ちょっと水分補給してきます」と退散させてもらいます。

これは自分のパフォーマンスを上げること、人間関係でモヤっとした時も効果を発揮します。

モヤッとした時は水分補給やトイレ休憩などで1人時間を作って「今のはモヤッとしたね。私なら大丈夫」とつぶやいて冷静になります。これを続けることで、ストレス対処ができているのか休憩の回数も少しずつ減ってきました。

休憩時間は1人の空間を作ったり、外に出たりと仕事から離れて過ごします。

自分の状態が不調な時は周りに伝える

休憩も取れなくて逃げ場がない時は「~~が痛いんだよね」「今、頭が働かない」「今、ここに居られない」と伝えます。

チームでやる仕事であれば協力なしに動けないので、自分は今動ける状態ではないと伝える方が自分もチームも良い方向へ進みます。

明日できることは明日に回す

夕方になると雑談で過ごす人もいることが不思議でしたが、むしろその方が気持ち良く仕事が終えられるし、頭を休めるためにも必要なんだと、この数年でようやく気がつくことができました。

優先順位をつけることもここで身につきました。「優先」の「ゆ」の字もわからなかった私が、ここまで気が付くようになったのはかなり成長しました。遅咲きです。

最後に、番外編〜自分から予定を立てる〜

「お時間ある時にお願いします」は永遠に来ません笑。人との仕事を進める時は自分から予定を立てる方が進みます。私の職場だけですかね?

「~~を相談したいので、~日と~日の午後~時はお時間空いてますか?」と予定を立てる話を持っていきます。

だんだん続けていくと、自分で予定を自在にコントロールしている感覚になり、仕事がしやすくなります。

長くなりましたので、次回は生活編を書いていきます。

的を得ていないものもあるかと思います。復職後から継続したり、少し変化しながらやってきたなと、自分が楽に仕事ができるようになったポイントでした。

この記事が何かのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。

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