こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験して、これは飄々と軽々と生きていけるんじゃないか?と学んだことや思ったことをコツコツお届けしたいと思います。
今回はリワーク(復職支援)へ安定して通い、同時に行っていたビジネストレーニングを受けた際に教えてもらったことを書きたいと思います。今回でビジネストレーニングの回は最後になります。
ビジネストレーニングとは
直訳すると仕事の訓練ですね。
私が通っていたクリニック、リワークでは職場へ復帰する準備という意味合いで作られていました。クリニックでは主治医やカウンセラー、リワークでは臨床心理士や保健師、ビジネストレーニングではビジネストレーナーという方々がサポートをしてくれました。今思うとトレーナーはコーチングや企業講師もやっている方なんだろうなと思いました。カウンセリングと同様に1対1でトレーニングを受けました。
今までリラックスして自分の気持ちを話したり、気持ちが解れてきたリワーク仲間と自己との向き合いをしてきた中、トレーナーから名刺を渡されて「いよいよ職場へ復帰する段階なんだ」と気持ちがピッと正された記憶が今も覚えています。
他の記事はこちらです。
意識した目標を無意識の目標に持っていくために
無意識に持っていけると「スピード」と「正確さ」が上がっていきます。 皆さんも日常生活や仕事で当たり前にできていることや時間をかけなくてもできる仕事ってありませんか?それは無意識にできることでスピードも正確さも上がっているのです。 気づかない内に身についていたことも、新しいことを取り入れてきたからできてきたのです。↑ブログより引用
無意識に出来るものは「スピード」があり「品質」が良い。
新しく取り組むものも習慣化すると同じようになる。
目標と目的
- 組織の理念と個人での目標が合っていると、その人はその組織に居続けられる
- その人の目標が合っていないと、別の組織で自分と同じ理念の会社に行く
- 個人目標が見出せていないと、何回も転職を繰り返す
人生はこの繰り返し
利己主義と個人主義
目標と目的を立てよう
〜北海道に行きたい〜を例にして
復職に置き換えて作ると
復職面談で伝える内容を考えた
「リワークで学んだストレスマネジメントやビジネスモデル、自分にも他人にも誠実になる対応を日常生活で実践して身につけている最中です。職場での実践はこれからなので、戻った時の不安はあります。今回は休職の原因がわかったので、その状態になりそうな時に自分で気づき、対処や予防をしてゆき、再発しないよう努めていきたいと思います」
ビジネストレーニングを受けて、見つけた私の面談時の言葉でした。こんな内容を復職面談では医師に伝えて復職可能と判断をもらいました。
未経験なものはうまくやれなくていい
復職という未経験の地に進んでいく中で「不安」はつきものです。「再発したらどうしよう」「うまく仕事できなかったらどうしよう」こんな不安が出るのも正直な反応です。未経験の中で自分がどんな状態になっているか「気づくこと」これが復職時の大きな一歩だったなと今も私は思います。ビジネストレーニングで「経験と未経験」の当たり前な状況や「不安のメカニズム」、目標と目的の立て方、人生の中で仕事はどんな目標を立てるのか、そんなことを教えてもらい、自然と「やってみることは大切だな」と考えが浮かび、「うまくやること」なんて考えていませんでした。
最後に
以上が「ビジネストレーニング」で習得してきた内容でした。6回という長期に渡ってお伝えしていきました。リワークの知識もですが、仕事に戻るぞという時にブラッシュアップをかけてもらったのがビジネストレーニングの内容でした。復職面談と復職後のマインドセットですね。
ビジネストレーナーさんに言われて印象に残っている言葉があります。
「頑張りすぎてしまってここ(クリニック)にいるけれど、その+αはあなたのボーナスになります。その+αが役に立つことがあるので無駄にはなりません」と言う言葉です。すっごく背中を押してもらえて、今もその+αの力が「ここなのかな?」と感じることがあります。
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。
この記事が、復職時や何かのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。
コメント