復職中、読んで参考になった本

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復職の経験談

こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験して、これは飄々と軽々と生きていけるんじゃないか?と学んだことや思ったことをコツコツお届けしたいと思います。

今回は復職中に参考になった本をお伝えしたいと思います。復職しながら読んでいたものなので、ジャンルが変化していくこともありました。楽に読める本ではない場合もあります。疲れてしまったら、途中で読むのを止めることもオススメします。ここでは復職中に特に役に立ったものをお伝えします。

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相手の気持ちをきちんと〈聞く〉技術


臨床心理士:平木典子 PHP研究所

日本アサーション協会の第一人者の方の本です。

アサーティブコミュニケーションを中心に図解とともに読みやすい文章ですので復職中にはオススメです。アサーティブコミュニケーションについてはこちらに書いてます。

特に印象に残っている内容は「自分の枠組み」「相手の枠組み」があり、自分の枠組みが狭いと相手の枠組みの理解が狭まることでした。

枠組みが1人1人違うことがわかると「私は1~5で捉えているけど、相手は3~6で捉えているんだな」と一度受け止めることができます。

枠組みの幅を知るために「好きな夏の食べ物って何があります?」なんて雑談で相手の話す内容を知ることに使うようになりました。

自分の気持ちをきちんと〈伝える〉技術


臨床心理士:平木典子 PHP研究所

1つ前の〈聞く〉技術と対で読むととても理解が深まります。

自分の使う言葉は引き出しが少ないし、「ちょっと」も他の人の「ちょっと」は違う意味合いで捉えられることが多いです。伝えるって尽くさないと自分の思う数%も届かないんです。

ストレス対処としてこの2冊は大きな技術になりますので、伝えること、自分が話すことにぶつかっている人、人間関係で「う~ん」とこんがらがっている思われている人は一度手にとってほしい本です。

後悔しない超選択術


メンタリストDaiGo 西東社

こちらは私が復職中、人間関係を壊した時「なんであんな選択したんだろ」と打ちひしがれながら本屋で目に入ったものです。有名なDaiGoさんのことを有名だからと避けていましたが、避けずに知ることって大事だと久々に思えた本でした。

この本を読んだことで午前中の使い方を他のメディアでも情報収集するようになりました。選択する能力(意思力・ウィルパワー)は1日に限りがあることを知識として知り、脳のエネルギーをどう使っていくかを考えるきっかけになりました。たくさん知識をお持ちな人だ。

プロカウンセラーの共感の技術


臨床心理士:杉原保史 創元社

産業カウンセラー養成講座で素敵だなと思う講師の方がオススメしていた本です。難しい内容だったため、期間をおきながらゆっくり、試験前までに読みました。

カウンセラーとして聞くため以外でもストレス対処として「自分の感情も、相手の感情も、一度受け止める」という技術を教えてもらった本と時間です。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え


心理学者・哲学者:岸見一郎 ライター:古賀史健 ダイヤモンド社

有名すぎますね。私はマコなり社長さんのYouTubeを視聴し、マインドセット本として最初に読みました。幸せになる勇気も対で読みました。

一番の印象は「課題の分離」です。こちらでも書いてます。

「課題の分離」って対人援助では本当に必須なことですが、日々の暮らしの中でも難しくないですか?「あー、今、巻き込まれてる」と思いながら距離をとって分離できるか。復職中に何回もトライ&エラーをし、分離する感覚を掴めてきたと思います。

これができるとかなりのストレス対処になります。そして、分離ができてくると「嫌われる覚悟」も備わってきます。

人を動かす


小説家・評論家:デール・カーネギー 翻訳家:山口博 創元社

名著です。復職2年目のチームリーダー時に読みました。アバタローさんのYouTubeで知り、マネジメントをするマインドを教えてもらった本です。

表紙の重厚感や文章量の多さで堅苦しく思えるかもしれませんが、内容は人間性を備えるための術であり、自分も温かく幸せな気持ちになれるため、多くの方が助けられている本ではないかなと思います。

反応しない練習


僧侶:草薙龍瞬 KADOKAWA/中経出版

買おうか迷っていましたが、後輩育成でストレスが爆発しそうな時に「反応したくない」と思い、本屋で吸い込まれるように買いました。

悩みの多くは妄想であること、良い悪いなどの判断をせずそのままを見ていく、と感情をコントロールする内容の本です。心を戒めたいときに今は手にとってます。

時間術大全


作家:ジェイク・ナップ 作家:ジョン・ゼラツキー 翻訳家:櫻井祐子 ダイヤモンド社

GoogleやYouTubeのデザイナーチームで時間を再設計するお仕事をしてきた方々の本です。GoogleやYouTubeは時間を奪うから最小限にカスタマイズしようと製作者が言う説得力にも関心を持ちました。

午前中の使い方を知ってから、どのように組み立てられるかなとヒントをもらった本でした。ここから学んだのは1日で集中するハイライトの時間を作ること。

そして原始人のように過ごすこと。朝日が昇ったら起きて、日中は狩りをするように動き、日が落ちたら明かりを落として眠る。そんなことが印象に残っています。

ハイライトの時間を作るために、朝の思考書き出しでハイライトを書き出すことをここからヒントを得ました。1つだけでもハイライトを作れると、一日何もしなかったという罪悪感を感じなくなりました。

LIFE SHIFT~人生100年時代の人生戦略~


組織理論学者:リンダ・グラットン 経済学者:アンドリュー:スコット 翻訳家:池村千秋 東洋経済新報社

こちらは復職支援(リワーク)で教えてもらった考え方でした。終身雇用や定年制はなくなり、これから職業人としての時間が長くなる。100年近く働くことになるかもしれないから、細く長く働くために仕事を続けるための考え方の本でした。私は漫画版で読んでいます。

この考え方により会社の仕事だけでなく、自分の経験を活かした活動や仕事に繋げられないかなと考えるようになりました。

リワークでは仕事の見つめ直しという目的で挙げられていましたが、私はその中でも「対人援助職はこれからも続けるんだろうな」と改めて認識できた本ときっかけであります。

最後に

ストレスを減らせるものを基本に挙げてみました。おすすめされたものもあるのですが、私自身が関心があって「読んでみたいな」と選んだものが多いです。

リワークの臨床心理士さんも「本は自分が探して選ぶものだから、オススメをすると自分で選択する機会がなくなってしまう。なので、これを読むといいという紹介はしないんだ」と仰っていました。

私の紹介も参考にと思います。

この記事が何かのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。

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