やる気が出ない時の対処法からの復活法

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復職の経験談

こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験しています。飄々と軽々と過ごせるような適応障害との暮らし方や気づきをお届けします。

今回は、適応障害という病気になって4年経ちましたが、やる気が出ない時の対処法を書いていきたいと思います。

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負の感情は悪いものでもない

やる気がない時や失敗して凹んでしまう、思い通りに行かなかったり、予期しない指摘や出来事があると怒りを感じてメンタルが激落ちします。私はやる気が出るように負の感情を遠ざけていました。しかし、遠ざけても気持ちが楽にも軽くにもなりませんでした。

私は「怒り」の感情がわからない、扱い方を知らない状態が長かったなと思います。

「怒り」は自分でも他人でも触れてはいけないもの、そんな観念が物心ついた時からありました。怒り方を知らないから破壊するようなぶつけ方をする。感情の扱い方がわからなかったんです。

しかし、怒りが悔しさに変わってやり遂げるエネルギーになったり、怒りが大事なものを正直に見つめ直すきっかけになったりと、悪いものではないと恥ずかしながら感じられるようになりました。

負の感情を抱えている時は確かに苦しいです。「悪いものではないのかもしれない」と切り替えることで以下の4つのようになりました。

受け入れることで楽になる

基本はどんな自分でも受け入れることができると、肩の荷が降りたり、ストンと力が抜ける脱力感、楽な感覚を覚えます。この時に「抜け殻になった自分を認めたくない」気持ちも認めてみます。

こちらはカウンセリングで教えてもらった

「~~しない」→「~しないをできなくてもいいから、その時はこうしよう」と考える方法でした。

「~~しない」にすると「~~しないって決めたのに、~しちゃった…」とできなかった自分に焦点が当たってしまいます。私はこのタイプでしたが、皆さんはいかがですか?

1、「~しないができなくてもいいから、その時はこうしよう」の「~しないをやっぱりできなかった自分を受け止める作業」をしてみること。

2、「受け止められたら、次回はこうしてみよう」と行動の解決策を立てる、言葉を浮かべてみること。

例:「緊張しない」→「緊張してもいいから、緊張した時は人に話そう。緊張した時は体をさすってみよう」です。

やる気が出ないのも自分

「やる気がないのは自分ではない」と思うこともあると思います。しかし、振り返ると自分や他の人はいつも一定のキャラクターですかね?喜怒哀楽の感情がそんなに出ないなとしても、家族や友達、恋人、周りの人はいつも一定の方ばかりでしょうか?

自分が固めている考えを取り払うのには、時間を要します。「一度手放す」「何もしない」をしてみると掴めてくる感覚だと思います。

いつも行動している人、何か動いていないと気が済まない自分も自分なんですけど、普通な状態(通常運転)でもないと思います。特に何かしていないと気が済まない人は「何もしない自分になった経験がないから不安」な状態になっているとこともあると思います。

私は最近、習慣や続けたことを一度手放すことで、苦手な時期を乗り越える経験もでき、この呪縛から解かれたように感じます。

休職も「抱え込みすぎた自分を一度手放す時期」であります。

そうすることで新しいコミュニケーションの知識や他人の価値観を取り入れたり、生活パターンの変化を取り入れようと思えます。今の行動や習慣を手放すことも経験していくと怖くなくなっていきます。

不安のメカニズムはこちらにて書いてます。

やらなければならないに縛られてないかな

やらなきゃいけないことの方が周りには満ち溢れていると思います。

やりたいことはありますか?

休みたい、遊びたい、ダラダラしたい、何もしたくない、やりたいことができていないと、どんどんやらなきゃいけないことに囲まれて苦しくなります。

「やりたくないことを省いていく」ことから始める方もいると思います。やりたいことがない場合はこちらの方が進めやすいです。

私は小さいことでもやりたいことが見つかることが多いことと「〜〜しない」というより「〜〜してみよう」に考える方が気持ちも上向きになるので、「やりたいこと」をやるために「要らないもの」を省いていく流れでこの数年過ごしています。

周りからの自分の見え方、年齢、性別、既往歴、職歴、学歴、生活スタイル、日常茶飯に散らばる普通。そんなものを一つ一つ「本当に〜〜したいのかな?」と問いかけることで自分の本音が出てきます。これは頭にぐるぐるしているだけでは見えてきません。言葉でつぶやく、紙に書くことで整理がついてきます。



傷ついてかわいそうだね自分、と認めてみる

傷ついた自分を認めるのって、負けてしまった、落ちてしまった、という絶望の気持ちになります。そんな格好悪い自分も認めてあげます。

「傷ついてかわいそうだね、自分」という時はまずは「泣くことが恥ずかしい」と植えつけらえれた考えを疑いました。「涙をすること」が必ずしも悲しいことだけではないと知ったからです。嬉しくても、驚いても、怒っても涙が出ることあると思います(怒りの本質は悲しみなのでごく自然なことですね)。

傷ついた時はとことん1人で泣きます。ひとしきり泣いた後、紙に書き出して「〜〜で悲しくて傷ついたんだね」と書き始めると「何に悲しく感じたの?」「じゃぁ自分は同じ場面になったら、どう対応していくと楽かな?」と自己洞察が始まっていきます。その後に、安心して話せる人に話せる状態に私は持っていけます。

最後に

難しいと感じますが、やってみたことがないことは難しいですね。難しいな、簡単だな、ということは今までどうやって決めてきましたか?

実際、情報を得たり、行動することです。情報や知識を得ることは素晴らしいですが、情報や知識を得ると判断が下ります。この判断で「私にはできない、できる」と決めてしまうのは私はもったいないなと感じています。小さなステップでいいと思います。苦手な食べ物を0.5口食べてみる。1分早く家を出てみる。そんなところからが行動力につながると思います。

以上がやる気が出ない時の対処法でした。

この記事が何かのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。

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