こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験して、これは飄々と軽々と生きていけるんじゃないか?と学んだことや思ったことをコツコツお届けしたいと思います。
今回は体験談としては乏しいのですが、私が適応障害の時に処方された薬について書いてみたいと思います。
1つ目の病院
実は1つ病院を変わっています。適応障害と診断を受けて診断書を作成し、休職する届までは1つ目の病院で済ませました。
その時に私が診察で伝えたことは「仕事で処理しきれない積み重なる業務が対応できなくなり、半年前より眠れなくなっている」でした。その時処方された薬がリフレックスとロラゼパムでした。
リクレックス ・脳内のノルアドレナリン・セロトニンの神経伝達を増強することにより、気分を和らげ、不安、いらいら、不眠などの症状を改善します。 ・通常、うつ病・うつ状態の治療に用いられます。 ・副作用として、傾眠、口渇、倦怠感、便秘、体重増加、浮動性めまい、頭痛などが報告されています。 QLife参照:https://www.qlife.jp/meds/rx16031.html ロラゼパム ・脳のベンゾジアゼピン受容体に作用して、不安、緊張などを和らげます。 ・通常、神経症における不安・緊張・抑うつ、心身症(自律神経失調症、心臓神経症)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつの治療に用いられます。 ・副作用として、眠気、かゆみ、発疹、浮腫・血管性浮腫、呼吸困難などが報告されています。 QLife参照:https://www.qlife.jp/meds/rx37878.html
眠れない状態に対して副作用の効果を使って眠りにつながるよう処方されました。
就寝前にリフレックスとロラゼパムを服薬し、朝にロラゼパムを飲み、様子見の出勤をしました(まだ休職決定ではありませんでした)。
その日の午前から少しずつ頭がぼーっとして眠気がきて立っていられなくなったので、それをきっかけに次の日から休みました。
変な時間に眠くなったため、怖くなり、寝る前のロラゼパムとリフレックスは飲めませんでした。
2つ目の病院
1つ目の病院で、眠気はきたけどぼーっとする感覚があって続けて飲めなかったことや、初診で話せなかったパートナーとの生活環境のことも話しました。
医師からすると「仕事だけじゃなかったの?家庭もなの?」と「コロコロ変わるな」と小声で言われてしまい、初診で一度に話せるかよ!と心で怒りと絶望が込み上げ、聞いてもらえなかった、もう行きたくない気持ちになりました。
2つ目の病院が睡眠から整える心療内科に辿り着き、この病院に最後まで落ち着きました。
ここでは初めに睡眠外来とこころ外来(カウンセリング)から始まりました。
睡眠外来では2つ処方されました。
ロゼレム ・睡眠に深く関わるホルモン『メラトニン』の受容体に作用することで、睡眠と覚醒のリズムを整えて、脳とカラダを「寝付きやすい状態」にします。 ・通常、不眠症の治療に用いられます。 ・副作用として、めまい、頭痛、眠気、発疹、便秘、吐き気、倦怠感などが報告されています。 QLife参照:https://www.qlife.jp/meds/rx17677.html マイスリー ・中枢のベンゾジアゼピン受容体に作用し、GABA系の抑制機構を増強して睡眠・鎮静作用を示します。 ・通常、不眠症(統合失調症や躁うつ病に伴う不眠症を除く)の治療に用いられます。 ・副作用として、発疹、かゆみ、ふらつき、眠気、頭痛、倦怠感、残眠感、吐き気などが報告されています。 QLife参照:https://www.qlife.jp/meds/rx7887.html
ロゼレムは眠りにつきたい30分前か1時間30分前か忘れてしまいましたが、先に服薬して眠気のメラトニンを出す状態に持っていくため処方されました。
その後、眠る時間にマイスリーを飲んでから眠ることで睡眠リズムを作るきっかけになってくれました。
頓服として処方された薬
ソラナックス ・気持ちを落ち着かせ、不安や緊張をやわらげ、ゆううつな気分を改善させるベンゾジアゼピン系薬剤です。 ・通常、心身症(胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、自律神経失調症)における身体症候ならびに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害の治療に用いられます。 ・副作用として、傾眠、めまい、けん怠感、口渇、発疹、かゆみ、光線過敏性反応(光にあたった部分が赤くなる)などが報告されています。 QLife参照:https://www.qlife.jp/meds/rx49475.html ワイパックス ・中枢神経系のベンゾジアゼピン受容体に結合することにより、不安や緊張を和らげます。 ・通常、神経症における不安・緊張・抑うつ、心身症(自律神経失調症、心臓神経症)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつの治療に用いられます。 ・副作用として、眠気、ふらつき、めまい、頭重、頭痛、吐き気、胃部不快感、食欲不振、口渇、かゆみ、発疹、浮腫・血管性浮腫、呼吸困難などが報告されています。 QLife参照:https://www.qlife.jp/meds/rx103.html
2種類は依存性も少ないので、復職後、特に不安に感じた時のお守りとして処方されました。
1度だけ不安や緊張で押しつぶされそうな時にソラナックスを服薬しましたが、その後は使う場面はありませんでした。私はこの副作用は感じませんでした。
最後に
おそらく私は薬の数が少なめだと思います。
ダイレクトに眠くなった経験があるため、脳に直接効果のある薬はすごいなと思いと怖かったなという気持ちも正直ありました。しかし、適切な薬に出会えると病気の向き合いにも意欲が湧いてくると思います。
この記事が何かのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。
コメント
パニック障害持ちの私も、ソラナックスをお守りとして持っています。
ワイパックスでは太刀打ちできなくなりました。どちらも半減期が同じぐらいだった気がしますが、今はソラナックスで持ち堪えています。
SSRIのデプロメールも併せて服用するようになってから、パニックのコントロールがかなり上手くいくようになりましたが、適応障害になった時に増量し、今もその量を維持しています。
おっしゃるように、睡眠薬やベンゾなどは直接脳に作用するお薬ですし、お薬の調整って、先生の腕の見せどころですよね。
医師との相性もやはりあると思います。
とても共感の多い内容でした!
ありーすかさん
少ない経験談ですが、共感の多い内容とのコメントありがとうございます。
皆さんどうなのかな、どうだったのかなと思い書いてみました。自分の味方になってくれる薬を使い頼りつつ、体調のコントロールができてくると私は安心しました。