こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験しています。飄々と軽々と過ごせるような適応障害との暮らし方や気づきをお届けします。
しばらく、適応障害と付き合ってきての暮らしを「◯◯編」として書いてみたいと思います。今回は「服編」として、こうしたら服について楽になったなと思ったことを書いていきたいと思います。
見た目編
高校生頃から、電車や街中を歩いていてオシャレだな、というかスッキリまとまっているなと思う人を見つけるたび、そう見えるポイントがぼんやりと頭にまとまっていました。私は3つあると思います。
目立たせたいものや柄物は1つに絞る
新しく買った服や小物がある時は、それをメインにしたい気持ちがあると思います。Tシャツか、ボトムか、またはカバンか帽子か。それを主人公にして、主人公に合うものを組み合わせるイメージです。
例えば、夏らしい明るい色のTシャツを着たいとします。ボトムは白や黒、紺色にしてみます。カバンや靴、靴下はボトムと同じ系統の色やTシャツの色と近い色合いを合わせる。目立たせたい物が靴でもボトムでも同じ合わせ方です。
シンプルな形の洋服
変わった仕立ての服が流行る時期もあったなと私は記憶しています。服としては素敵だなと思っても、自分が着たらどうだろうか?と当てはめると「んー、ないない」と戻していました。
だとしても取り入れたい時もあると思います。1つ目の方法を使って、目立たせたい変わった形の洋服があった場合は、季節を問わず流行に乗らないシンプルな形の洋服を合わせるとスッキリまとまるなぁと私は感じます。
または、シンプルとシンプル同士はまとまりがあります。持っていると服の組み合わせが広がり「どうしよう、何と合わせよう?」の迷いごとが多少減ると感じます。私はとても減りました。
色は同系色や系列を合わせる
皆さんは、好きな色はありますか?私は青や寒色系の色が好きなので、自然と好きな色を使った服が中心になりました。始めは同系色にすることでしっくりきていました。
そこからなんとなく「青や寒色系の色に合う色味はなんだろう?黄色?オレンジ?」と思い、カバンや帽子とか小物から色を付け加えてみたところ、なんかしっくりきました。これを補色というようです。
よく持っている色があれば、その反対になる色味を組み合わせると、まとまりが出ることに気がつきました。身につけるもので新調する時は、それも頭に入れて選んでいました。
また、季節で色味が異なるなと感じる方もいらっしゃると思います。春はふんわりした色、夏は鮮やかな色。秋はくすんだ色、冬は暗めの色。トップスとボトムスが色同士の組み合わせになっても、これを合わせていくだけでしっくりまとまっている目に優しい色になるなと実感します。
私は苦手な色が家にあったり自分が身につける中にあると、ストレスに感じていました。そこから色味を考えるきっかけになりました。こんなことが、スッキリまとまっているなと思うところでした。
着ごこち編
20代まで着心地はあまり考えていませんでした。着心地を考えるようになったのは、夏の時期でした。
ポリエステルなどの素材は乾きやすいのですが、匂いが残るなと感じていました。そのため、試しに綿100%ものに変えてみると、匂いが残る問題は解決しました。
デニム生地も少しずつ減らしていきました。合わせやすいしシンプルなのですが、特にジーンズとしてのデニムの固さが、私には心地よさを感じませんでした。思い切って、デニム生地のジーンズを使わなくなり、選択肢が減ったことでストレスも減りました。
また、着心地も私にとっては、布の基本である綿素材が合っていました。お風呂で使うボディタオルも泡立ち重視より、肌触り重視の綿や麻に変えることで快適さが良くなりました。
着心地も考えるようになると、材質を見て買うか買わないかの判断にも役に立ち、自分が心地よいものを選べるようになりました。
選ぶ編
見た目編、着心地編に通じるところがあります。色味や柄物、形の見た目が整理され、着心地を考えて素材の取捨選択も出来るようになると、買い足したい時や誰かにもらう時に、合う合わないの判断時間が速くなりました。
また、私は着る服や身につけるものを当日に決めます。前日に決めても、当日の気分や天気で変わることが多いので、前日に決める手順は省きました。
何を着ていいかわからない頃は、色々試しました。私の場合は「これかな?あれかな?」と着る服の出し入れをしていても、一番最初にピンときた組み合わせが結局納得していることが多かったです。
皆さんはいかがでしょうか?自分の感覚って大事ですね。
最後に
この3つの「◯◯編」を頭に入れていると、服へのストレスが減ってきていることに気がつきました。
また、服を買い足す時も「家にあるこれが、この色と合いそうだ」と振り返ることで、帰ってからのミスマッチを防ぐこともできているなぁと感じています。
書き終えて思い出したことがあります。
私は服やデザイン、センスについては勉強していません。ですが、そういえば、こんな本を高校生頃に読んだなと思い出したので紹介します。
この記事が、自分自身を認められるきっかけのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。
コメント