こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験し、転職をしました。飄々と軽々と過ごせるような適応障害との暮らし方や気づきをお届けします。
今回は、週4日勤務をしてみて思ったことについて書いていきたいと思います。
体力、集中力が増し、パフォーマンスが上がった
1日自由な時間ができることで、体力については想像がつく方が多いかと思います。
週5日勤務だと、だんだん集中力も上がりにくくなりませんか?私はここをとても感じました。
集中力を割くスポットを決められることで、仕事中のパフォーマンスも上がりました。
体力の回復はもちろんなのですが、どちらかというと頭の冴え具合が変わったことが驚きでした。
仕事以外でのライフワークも取り組みやすくなる
私はこのブログを始め、休職や復職について自身の経験を形にする時間を作りたくて、週4日勤務をやってみました。
細々と集まりを開催したり、色々な方とラジオでお話をしてみたり、発信方法を色々試してみたり、仕事で活かせないかなというアイディアを具体化するために準備をしたりと。続けていくと、休み方の必要性を身に沁みて感じました。
時間ができると余裕が出てくる
時間ができると心や頭の余裕が出てきました。
今まで私は余裕や予定が空いたら、無駄にするまいと予定を入れる方でした。
しかし、この勤務時間を経験して、あえて何もしない時間を作る方が心と頭に余裕ができ、より充実していく感覚がありました。不思議ですね。
私の場合は特に予定を立てなくても何かしら作業をしている方なので、それが十分な活動だったのだと思います。
プラスαで入れてしまうと、過剰活動になって、余裕がなくなる。そんな傾向を知ることで、過ごし方を見直すきっかけになっていました。
アイディアが浮かびやすくなる
上の内容と似ていますが「何もしない」をすることで自分が何で心を動かされているのか、何に意識を向けているのか、何に心地よさや心地悪さを感じるか肌感覚で実感してきます。
これを続けていると、ライフワークでも仕事でもアイディアが浮かびやすくなっていました。
何かを見ていて「これライフワークで活かせる」「これ仕事で使えそう」とすぐに試せることができました。
試すことも小さいことからです。この言葉、今度支援で使ってみよう、この話題ブログで書いてみよう、この野菜、今度焼いて食べてみようという感じです。
仕事と生活の境界線が馴染んでくる
上の内容に続きそうですが、「これは○○で活かせる」というサイクルを回していると、自然に仕事と生活の境界線がグラデーションになってきました。
もしかしたら、私の場合は復職支援で学んだ心理学やコミュニケーション技術が活かせる福祉の仕事であったから、よりそう思うのかもしれません。
仕事は「耐えるもの、辛いもの、つまらないもの」という場面が強いので、仕事の固定観念は「辛いもの」がデフォルト(初期値)だと思います。
確かに辛いものではないと言い切れはしませんが、私は100%辛いものには感じませんでした。生活に身近な仕事を選んでいることも功を奏したのかもしれません。
こんな感覚になるのは、週4日勤務で時間と心に余裕が持てたこと、分析してみて発見したことでした。やってみてよかったと感じています。ただ、目的がないままこの週4日勤務を始めていたら、また違う感覚を得ていたかもしれません。
休み方を考えるきっかけになる
休み方がわからないのでメンタルヘルスを損ねたのですが、骨身に沁みました。
動いたぶんだけ、寝たりぼーっとしたり、好きな本を読んだり、ゲラゲラ笑ったり、好きなものにニヤニヤとときめきをもらったりする。
日の出を浴びに外へ出て、日の入りと共に電気を消して明日に温存する。なんて人間的な生活なんだろうと思いました。
平日ならではのことができる
役所や銀行、今はネット銀行も多いですが、そのような手続きをゆっくり時間をとってできるようになります。本当にこちらは心に余裕ができるので、助かりました。
ここからは余暇や娯楽になりますが、平日だと週末や祝日より安くレジャーや旅行に行ける。混雑具合を避けて、じっくり楽しめる。平日に会える人と会えたり、平日しかやっていないイベントに参加できるようになる。
平日の人の動きをじっくり知ることができる。社会はこうやって動いているんだなとぼんやりですが知ったり、普段出会うことが少ない人たちのことを知ったり。勉強になります。
そして、それを贅沢だと感じ、無駄にお金を使わないことにもつながっていました。
最後に
いいことばかり書いているけど、デメリットはなかったの?と思われるかもしれません。
一番は勤務時間が減るので、収入はグンと減りました。そこは拭えない残念であり不安ポイントです。そんな状況でも、↑にお伝えした「平日ならではのことができ、贅沢だと感じるようになった。そして無駄にお金を使わないことにもつながった」という気づきにもなりました。そして、傷病手当金で、どのくらい過ごせるかを考えた、こちらの記事にも繋がります。
働く時間は週5日と思っていた自分が、こんなことをやってみるとは数年前の自分には予想ができませんでした。
この記事が、自分自身を認められるきっかけのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。
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