転職後、3日目、1週間の心もよう

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転職

こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験しています。飄々と軽々と過ごせるような適応障害との暮らし方や気づきをお届けします。

今回は、休職から復職、そして転職をした私の心模様を書いていきたいと思います。

なぜ、この期間なのか。復職する時、主治医に言われた言葉があります。

「まずは1日、次に3日、1週間。そして3週間、1ヶ月。次に3ヶ月、そして半年。ってこなしてみるんだよ」

当時はこの言葉をそのまま受け取っていました。

今、振り返ると「復職でやることは、勤務する時間を増やすんだよ」というメッセージだったんだと思います。そしてこの言葉が今、私の中で大きな支えになっています。

この記事を書いた頃は研修期間の身であり、覚えることが求められている時でした。

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転職1日目

初日より異なる交通経路を使うことで遭遇したトラブル。余裕を持っていたため、心のざわつきも最小限でありました。新しい環境で1日過ごせてよかった、という安堵感。

そして、ふと「焦らないでいこう」と頭に浮かびました。

あえて帰ってからは仕事以外のことに頭を切り替えるため、観てなかったアニメを見ようと帰って夕飯から寝る前まで観ていました。

転職3日目

先輩の皆さんが残っている中、定時で帰っていいのだろうかと立ち止まりました。
今、私は研修内容をこなしていくことが求められていることと振り返ることができ、時間になったら帰宅することへ目を向けられていました。これは復職期間と同じ感覚でした。

3日目になると研修内容も増えてきて、正直「覚えきれない」という重苦しさがありました。

実践よりまずは知識を、というスケジュールでした。「こんなスピード感で覚えられないよ、私はやりながら覚える方法が取れなければ、じっくり咀嚼タイプなんだ」と再認識しました。

以前であれば、焦りにより、帰ってからも研修内容を復習することをしていたと思います。

しかし、なんだって頭や目に重い疲れがある。そんな中で復習しても無駄だということは、働くペースを変えたり、頭の使い方を知ったことで痛感していました。

「社会人なりたてのやり方で過ごすのは、今は違う。別のやり方をしていくことが大事だな」と気づきました。

帰ってからは引き続き、アニメを見て違う世界に旅立っていました。

頭の切り替えをすることで、翌朝はスッキリと支度をし、出発することができていました。

転職1週間

疲労も溜まっていく中、時間帯によって覚えられる内容に差が出てきました。集中力が欠け、ネガティブな思考へ捉えがちになっていました。そこでふと気づきました。

1週間、新しい環境に身を置いて、知らないことを覚えて、疲れるのはそりゃ当たり前だよ、と自分へ高望みをしなくなっていました。

・「私はそんなに器用じゃないよ」
・「むしろ期待されすぎるよりは、今覚えられる範囲や、できる範囲を体現できる方がいいんじゃないかな」

自分の期待値をかなり下げられていたことに気がつきました。そのくらいの方が正直気持ちは楽になっていました。

「新しい適応の仕方、感触がつかめているかもしれない」と手応えを感じていました。

最後に

この1週間、私は休職してから弱くなったんだなと思いました。

変化に対して、恐怖の質が違うと感じたからです。メンタルヘルスで休職をした、適応障害で休職をしたということは「環境変化」で何かしら影響が確実にある。知っているからこそ変化への恐怖・復職した時のように変化へ対応できるのかなという恐怖がありました。もしかしたら構えすぎ、怯えすぎなのかもしれません。

幸い、同期入社の方が1名いました。その方と休憩時間に前職のことや研修内容のこと、お互いの話をし、任せられた業務を双方で支え合っていました。その方は先へ先へ準備ができる方であり、自身のポジションを見据えていました。知識の研修より、早く自分の配属先で必要なことを覚えたり実践したいと仰っていました。私はしっかりした方だなと尊敬しつつ、今の自分にはこの方を目指して一緒に動いていると、リズムを崩してしまうなとぼんやり未来がみえました。同期の方がやってくれたことには感謝を伝え、自分が気がついたところ準備する。この行動をすることで、自分に引け目や負い目を感じることは減ってきました。以前であれば、引け目や負い目を感じて、ここまでできるようにならないとと焦って、求められていることや、やることに集中できなかったかもしれません。

この出来事で私は「焦らずに客観視する」ことがまた身につけられたように思いました。

この記事が、自分自身を認められるきっかけのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。

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