こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害になり休職、復職支援を経て、週末は借りている畑の世話をしながら現在も同じ業界で働いている30代です。
今回はリワーク(復職支援)で一番初めに教わった心理学について書いてみたいと思います。
捉え方の癖=自動思考
会話や情報を耳に入れた時に瞬時に感じる気持ちがあると思います。その捉え方にクセがあると教えてもらいました。これを「自動思考」と言います。私を含め、精神面の病気を抱える人は自分を責める捉え方や消極的に捉えるクセが多いと思います。この理由は根深いものがあるため、別の記事で今後書きたいと思います。
例えば、周りの人がイライラしている様子を見てどう捉えるか。私であれば「私の行動や発言の何かが気に障ったのかな」と自分を責めます。これを一度捉え直します。「何か嫌な出来事を思い出したのかもしれない」その人の前後の様子を思い出して「どこかに脚をぶつけてたから痛かったのかもしれない」とあらゆる想定をします。繰り返していくと、次第に瞬時に捉える自動思考が変化していきます。
自動思考の捉え直し
自分の内面を変えていくことは情緒面にも触れていくため、骨の折れる作業です。そのため、少しずつ取り組めるステップを書いてみます。私が実際行ってみた方法です。
1、「私が何かしちゃったかも…」と捉えていいと認める。
2、「私が何かしちゃったかも…」と捉えていることに気がつく。
3、「私が何かしちゃったかも…」を別の捉え方をしてみようとしてみる。1~3これを続けます。
4、「きっと~~なんじゃないかな」と捉えてみる。
違和感は自然なこと
ここで初めて違和感を感じると思います。リワークの臨床心理士さんによると「変化をするときは自分を変えようとしているから、違和感を感じるんです。それは当たり前だと受け止めていいんです」と教えてもらいました。
この違和感は「本当はやっぱり自分が原因じゃないのかな?」という罪悪感だったり、「やっぱり私には出来ないんじゃないか」と自信が持てず不安になる感覚です。私は「変わらなきゃ」「これしきのことで出来ないなんて思ってダメな自分だ」と感じましたが、「それは当たり前の感覚なんだよ」と知って、私は気持ちが楽になりました。
この積み重ねで自動思考を変えていくことが私は出来ました。
最後に
現在の私はこれにプラスして『嫌われる勇気』の本を読んで『課題の分離』を知ったことで、より理解が深まりました。
人によってスピードは異なりますが、捉え方を変えていくことでストレスの受け方がぐーーんと減り、日々快適に過ごせるようになりました。
この記事が何かのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。
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