苦手なものから逃げていい

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かるがルーティン

こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験しています。飄々と軽々と過ごせるような適応障害との暮らし方や気づきをお届けします。

今回は、苦手なものに向かい続けた私が、苦手なものから逃げていいことを書いていきたいと思います。

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判断しない方が楽だと言われるけど…

好き嫌いの判断をするから辛くなる、判断をせずにそのまま受け止めるという意見もあります。私は「反応しない練習」という本を読んで判断をしない、ことも取り入れました。楽になった時もありました。

しかし、判断しちゃいますよね笑。私は判断した後にどう動いていくかがポイントなのかなと思っています。


距離をとる

環境としても(物理的)頭の中にしても(思考的)距離をとります。触れる機会を減らす、違うことをして思考を切り変えてみます。

そうはいっても、切り替えがスパッといけたら楽ですよね。私はここが苦手です。そのため、私は次の手順を踏みます。

休憩をとること

復職している時に休憩の習慣をとったことでできるようになりました。

お茶を飲んで数分一息着くこと。職場や家の近くを歩いてみること、気になっていたものを調べたり、やってみること、何かを作ること、ゲームをすること、それでも切り替えられなかったら人と話すこと。

そんな「行動」をしていると頭の切り替えができてきます。休憩をとってみることで、挙げた以上のことも浮かんでくると思います。

何が苦手なのか自分にきいて分析してみる

休憩の期間は人によって数分~数時間で終わる人もいれば、私のように数日~数週間、年単位かかる場合もあります。

物理的にも思考的にも距離をとると、そこに時間の力も加わって客観的に捉えられるようになります。その後「苦手なものの、何が苦手なのだろう?」と問いかけてみます。

苦手な人がいるとその人自身全てを「苦手だな」とまず捉えます。数時間や数日、数週間としばらくは嫌だなぁという気持ちが長引いていると思います。

そこで「その人のどんな部分を苦手と思ったんだろう?」と振り返ります。

どの部分を苦手と思ったのか、と切り離す作業はこちらの記事にも書いています。

姿、髪型、声、特定の言葉、仕草、雰囲気、波長(ペース)、怒られたこと、受け止めてもらえなかったこと…分解してみると多くの要素が出てきます。

私の例で紹介します。分析してみた結果、Aさんを苦手になった理由は「【だめ】という言葉を多用すること」「自分が得意であるものを否定されたこと」これが苦手になったのだと理解できました。そこ以外は、私にはない視点を持っていてカッコいいなと尊敬できるAさんです。そして次です。

苦手な部分に触れたり見えたりしたら感情を受け止める

苦手な部分の分析ができたら、とても大きな成長です。苦手なものへ触れたり見えたりしたら「これは私の苦手部分だ」と受け止めます。「距離をとろう。違うことをしよう」と対処する力がついてきます。

どんな私でいたいのかな?と問いかける

嫌な出来事、苦手な人のことを考え始めると、負のループから抜け出しにくくなります。無理に「考えないようにしなきゃ」と立て直すと、立て直せなかった時に二重の自己嫌悪が襲います。そして長引きます。

そんな時、どんな顔をしていますか?どんなこと考えてますか?どんな言葉を発していますか?

  • 私は頭の中が苦手な人や嫌な出来事で占めている頭ではいたくない
  • 「今日も元気だ♪」という言葉を発したい。
  • 手に入れた山菜のレシピ本をみて季節を楽しみたい。
  • 小さな発見を「おぉ!」と浸っていたい。そんな自分でいたい。

問いかけるとそんなことが出てきて、いつの間にか嫌な出来事や苦手な人のことが頭から抜けていっています。

こちらの記事でも4〜6の内容について書いています。

最後に

苦手なものからは逃げていいんです。でも、向き合って欲しいのは苦手な感情を持った自分自身です。これができると、自分の苦手を知ることは自分の得意なもの、心地良いものを知るきっかけにもなり、ストレスケアのカードが増えていきます。

偉そうなこと言っていますが、私も現在も成長中です。

この記事が何かのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。

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