新しい環境で過ごす時の対処法

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かるがルーティン

こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害になり休職、復職を経て、週末は借りている畑の世話をしながら現在も同じ業界で働いている30代です。

新しい環境で過ごす方もそうでない方も、3〜4月は雰囲気や空気が新鮮になっている時期だなと感じます。今回は私も絶賛取り組み中の「新しい環境で過ごす時の対処法」を私なりにお伝えしたいと思います。

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ライフイベントは良いことも悪いこともストレス

新しい環境や新しいことを取り組む、自分や周りが変化を起こす時は、大きなエネルギーを使うため疲れます。

人の入れ替わり、新生活、転職、結婚、出産、子どもの卒業や進学、大切な人との死別…とライフイベントは喜ばしいものも悲しいものも同じくらいストレスがかかります。

私はそのことが目から鱗で始めは信じがたかったです。

「嬉しいことなのに、なんでナーバスになるんだろう?喜べないなんてどうしたんだろう?」

「悲しいことだからって、いつまでもウジウジしてはいけない」

と感じて気持ちを押し殺すことがありました。

ですが、それは余計に気持ちを引き伸ばしてしまうため、あまり効果的ではなかったです。

変化する時は「違和感」がある

リワークではあることを言われて今も頭に残っている言葉があります。それは認知再構成法

で教わったり、自分のエゴグラムの変化を試みるワークの時に感じたことでした。

「自分を変化させる時や何かが変わる時には、違和感を感じるんだよ」

この違和感ってなんだろうと思ったんです。

様々な本やメディアで見聞きした方もいるかもしれませんが「現状維持バイアス」が人間の能力にあります。人間は変化を苦手とし、維持している方が楽なので、そちらにどうしても気持ちや思考が引っ張られていくことです。

皆さんも何かしら初めてみる時、3日坊主になったり、億劫になることありませんか?私も今もよくあります。



変化したくてやってみた

私は

①「自分で仕事や悩みを抱え込まず、人に振る」こと

②「自分で仕事や悩みを抱え込まず、人に話す」こと

③「仕事で効率化を図るため、不要なことを省いてみる」こと

この3つが苦手だったり、やったことがなかったことでした。そのためこの1年で取り組んでみました。


①仕事を振る

一人でイメージしている通りにやりたくなってしまう私にとっては、人に仕事をお願いすることは勇気が入りました。

そして、相手が仕上げてくれる結果を自分が許容できるのか?という心の余裕が求められるため、とても自分に不安でした。仕上げてくれた内容に不安でなく、相手の提案ややってもらえたことにOKを出せるのかが不安でした。

自分が思っているよりもそんな不安はなく、むしろ感謝や気持ちが楽になった感覚が強く「お願いしてよかった」と気持ちが軽くなりました。


②仕事の悩みを人に話す

悩みを人に話すことは、カウンセリングを受ける中で自分のことを話す練習が出来、自分のことを話すことは悪いことではないんだと思えるようになりました。私は自分の話なんて人に聞いてもらう価値なんかないと思っていたからです。

ですが、カウンセリングで「ヒョーかるさんってこういうこと言いたいの?」と返されて、内容が違う時は、リワークで学んだアサーティブな姿勢や伝える技術の本の内容を使いながら、練習しました。

すると、ある親友から「自分のことを話すのが上手くなったね」と教えてもらえて、自信がつきました。

それから、あえて色々な人に困ったことを話す取り組みもしましたが、余計に疲れてしまった経験もありました。「これが違和感…自分には合わないという違和感か、変化しようと努力している違和感か…どっちだ?」と気づき、「今まで話していた相手は自然に自分で判断していたんだな、そこはうまくやっていたんだな」と知りました。また、困った内容は結局ネガティブな内容なので、負のエネルギーに引っ張られてしまいます。言葉にする機会は少なくする方がいいなとも思いました。


③仕事で効率化を図るために、不要なものを省いてみる

今まで大事にしていたことを捨てる気持ちで取り組みました。なぜか、自分が変わりたかったからです。心苦しい瞬間もありましたが、省くことで楽になる感覚を覚えることで

「このくらい力を抜いてもうまくいくのか、なんとか周りがこなしてくれるんだ」ということを学びました。

それを覚えると次第に効率化をどんどん計りたくなり、時間内に終わることやこなす達成感を覚えました。

優先順位の付け方もようやくできるようになった手応えがありましたし、なにをこの人にはお願いすると良いのかという基準も分析するようになりました。そのため、今まで手に取らなかったビジネス本やメディアから学び、実践によって自分の能力に付け加えることができました。今もトライ&エラーの段階です。

私なりの変化への対処法

ここまで変化のストーリーを書きましたが、正直「変化の違和感」を乗り越えるには時間もかかりました。どのように自分に向き合っていたか書いてみます。

1つ前の負のループの対処法にも似ています。

・違和感の負の感情もまず受け止めてみる。

・変化にはエネルギーが使われるから、疲れるものだよと自分に声をかける。

・いつものことから脱却するから大きなことをしようとしているんだ!と自分を励ます。

・馴染めなかったら、その時にまた次の方法を考えてみる。または取り組みをやめる、離れよう。

こんな向き合いをした記憶があります。

自分の価値観を広げることに快適さや面白さを覚えると、変化が楽しいものに感じてくるようになりました。

最後に

春は暖かくなりますが、人や環境が忙しなく落ち着かない時期です。

私もあえてアクセルを踏まないように、低速運転で過ごせるように今年は取り組んでいます。とっても違和感があります(笑)

あれこれやっていた私なので「やってないと不安」に駆られますが、「新幹線から、鈍行列車になろう」「なまけものになりたい」と決めたので実行したいと思います。

この記事が何かのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。

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