こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験して、これは飄々と軽々と生きていけるんじゃないか?と学んだことや思ったことをコツコツお届けしたいと思います。
今回は復職支援(リワーク)で紹介された「復職成功体験談・本人編」を真似て、自分の仕事術を職場編、生活編と書いてみたいと思います。
「職場のうつ 復職のための実践ガイド」AERA LIFEアエラムック、朝日新聞出版よりリワークでは紹介されました。2007年出版と年数が経っていますが、実際復職した人がいることや生の声を読むことは、私も含めた当時のリワーク生には貴重な情報でした。
*2011〜2012年版やバックナンバーもありました。
今回は生活編を書いていきます。
休みの日も起きる時間は同じ
適応障害になって始めに通ったのが睡眠外来です。
時にダラダラと夜を過ごすこともありますが、寝る時間を確保し、起きる時間を一定にするとメンタル面が本当に安定しています。
睡眠外来で教えてもらった「睡眠リズムの整え方」はこちらに書いています。
情報はラジオや音声配信
気分が下がるニュースの多いテレビを見たくないことを話すと「ラジオはいいよ」と親友からお薦めされて聞き始めました。
音楽や最低限のニュース、暮らしの話題と本当に必要な情報が朝は聴けます。気持ちも明るくなるので、メンタルが安定します。ラジオの世界に入ってよかったです。
今は個人の発信を聴いて価値観を知ることがとても楽しいです。
ルーティンを朝にやる
休日朝散歩、身支度、朝食、体操、瞑想、思考書き出しとルーティン化にしています。
この間に今日やることの予定を立てたり、自分の体調の確認をして仕事の日でも休日の日でも過ごします。
ルーティンをやっていると「今日は風が涼しいな」「今日は肩が重いな」など小さな変化に気づけるようになります。
こちら2つの記事の延長で現在も継続しています。
空白の時間をつくる
20代までは予定を入れておく方が安心だったことと「休みは予定を入れるもの」と思い、なんだか動き回っていた気がします。
HSPと分かってから、人と関わることは好きだけど、エネルギー回復が必要なこと、予定を入れる自分の心理状態を知り、予定もセーブするようになりました。
睡眠リズムの崩れを恐れて昼寝も出来ませんでしたが、昼寝をすることもできるようになりました。
没頭できる時間を過ごす
私の場合、借りている畑仕事作業やブログを作ること、料理を作ること、歩いて見つける花の写真や出来た料理の写真を撮ることです。
畑の雑草取りは黙々と作業をする時間で気分が落ち着き、採れた野菜を見て「これでなにができるかな?」「こんなに採れたら~~を作ろう」と考えて楽しめるようになりました。
自分の内側で会話をすること(内部対話)を呼吸のようにしているので、文章を書くブログ作成に助けられています。
花や食材を見つけて季節の移ろいを実感します。色、香り、味、手触りを知って自分の中でセルフ美術館や博物館鑑賞をしている気分に浸れます。
何を食べているか考えて食事をする
脳は食べ物で作られることを休職中に教えてもらったことで、本当に気をつけるようになりました。慎重になる時もありますが、とても楽しんで考えています。
作り置きや献立と決まったものを作ることが安心でしたが、最近は「旬のものを食べたいな」「このくらいの味付けでいいかな」と自分が今何を欲しているかに合わせて、その日その日で調理するようになりました。レシピ通りに作らないと不安であった私が、こんなことするようになるとは思いませんでした。
どこにお金を使いたいか考えて使う
人との時間を過ごすためか、応援したい飲食店やサービスなのか、自分の感性や経験を満たすためか、なんとなくこの3つに絞っているのかもしれません。
特にこの数年は応援したい飲食店やサービスを選ぶことが多いです。
今までは欲に従っていたり、固定観念で選んでいた買い物が多かったですが、「本当にこれは必要?」と振り返ってから買うようになりました。ほんの少しずつ物欲が減ってきたと思います、思いたいです。
入浴後にご飯
入浴せずに電気をつけっぱなしで眠ってしまうことが続き、原因を探りました。
家では食事をして満足すると私は眠っているので、先に入浴してから食事にしようと思いました。
昨年の夏より汗を流してから食事をしたところ、そのまま心地よく眠りにつくことで楽になりました。たまに食器を洗い忘れても、入浴しなかったよりは翌日のショックが少ないので助かっています。
また、食事作りも私はリラックスに繋がるので、さっぱりした後の下拵えは心地が良いです。
電気を消して、好きな動画を見ておやすみなさい
睡眠外来で教わった眠りにつくための方法や「時間術大全」での原始人のように日中は狩りをするように動き回り、太陽が落ちたら火を灯して眠る、のアドバイスの効果を実感しています。
電気を消したり柔らかい光にすることで、より眠気がくるようになりました。
教養系も大好きですが、料理動画の音や考えずに大笑いできる動画は特に心地よく眠れます。笑い満載のゲーム実況動画はありがたいです。
眠気がこない時は、本を開いてしばらく読むと眠くなってきます。
最後に
職場編、生活編と書いてみました。
的を得ていないものもあるかと思います。復職後から継続したり、少し変化しながらやってきたなと、私が楽に生活ができるようになったポイントでした。
きっとまたここから数年かけて変化していくものもあるのだと思います。
どんな暮らし方、仕事の仕方が自分に楽なのかを人の真似をして合っているか合っていないか判断すること、自分で編み出してやってみることで、オリジナルの暮らし方や仕事の仕方が見つかってくるのだと思います。
この記事が何かのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。
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