こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験して、これは飄々と軽々と生きていけるんじゃないか?と学んだことや思ったことをコツコツお届けしたいと思います。
今回は、復職中にあった身体的な変化ついて書いていきたいと思います。
適応障害はその人の環境や性格、捉え方が1人1人違うように、個々で症状や程度が異なる病気です。身体的な反応も同じことが言えますが
「私、どうしちゃったのかな?」と不安を増強させるよりは
「復職中ってこんな変化があるんだな」と1つの参考としていただけるとありがたいです。
咳喘息
復職支援(リワーク)に通って1週間頃にありました。風邪薬や咳止めを耳鼻科でもらって服用しても一向に変わりませんでした。復職に至ったり、環境を変えたことで1ヶ月過ぎていたので、そんな変化へのストレスで風邪をひいたのかなと思いました。
しかし、風邪特有の炎症感がないことに気がつきました。つまり、空咳です。咳により腹筋も肋骨も痛いので、どう検索に行き着いたか忘れてしまいましたが「呼吸器内科」という場所を受診してみることにしました。
レントゲンや呼吸を測定する機械、問診を通じて「咳喘息ですね」と言われました。気管支炎はありますが、喘息は初めてでした。吸入器と錠剤の薬をもらい、週1回のペースで通いました。
そして、リワーク中でストレスによる身体反応の話があった日に「咳喘息」が例として挙げられていました。「わぁ、もろに影響受けてるんだな~」と納得感と「当てはまってるわ~」と嫌な気持ちが浮かびました。
どのくらいでで治るのか医師に聞くと「1年はかかりますね」と言われて「ひぇ~!」と心の中で叫んでました。
「治療していかないと重症度の高い、気管支喘息になります」と説明されました。
ひどくなりたくない気持ちはもちろんなのですが、私はお腹から声を出して歌うことも好きなので、好きなことができなくなるのは嫌だ!と思い、長い付き合いをしていこうと決めました。
喉の炎症が薬と吸入器で落ち着いている治療中に、咳が出るような状態になると、そこからまた治療が振り出しに戻ります。半年落ち着いていても、咳が出始めるとまた通い始めた状態に戻ってしまうのです。そのため風邪をひけない!と風邪や感染症が流行る寒い時期はとってもヒヤヒヤしました。
私は咳喘息は1年半で完治となりましたが、1度振り出しに戻ってます。咳も落ち着いて「完治しましたね」と医師に言われた時は、やり切った、走り切った気持ちで安心しました。歌も歌えます。
ヒステリー球
復職中、1ヶ月半後。唾を飲み込む時に喉がつっかえている感覚、喉の異物感がありました。飲み物や食べ物を飲み込む時は問題なく、喉に何かできているのかな?と思いました。
特に受診はしなかったのですが、信頼を失っていた職場の嘱託医
との面談で、教えてもらいました。
「復職中やストレス反応で、ヒステリー球っていう症状も出てくる患者さんもいたよ。球と書くので喉に球のようなものが飲み込む時につっかえている感じ。でも器質的には腫れてもない状態(できものがない状態)」と言ってました。
私は自分の状態を嘱託医には伝えていませんでしたが、ちょうどそんな状態になっていたのでヒヤリともして「やっぱり専門家なんだな」と感じました。
ストレス反応なので、減らしていけば消えていくし、気にし過ぎなくていいとのことでした。
その話を聞いてから私は2~3週間後には喉のつっかえ感、異物感は無くなっていました。嘱託医に感謝です笑。
耳鳴り
これは現在進行形です。常にある訳ではなく、時にあります。私をブレーキにしている反応の1つです。
生きてきて時には耳鳴りはありましたが、復職して2年経った頃から、特に職場でふっと耳鳴りが起こる回数が増えていました。
弱めの耳鳴りなので助かるのですが、自分が気づいていないプレッシャーや忙しなさを教えてくれるように「ピーン」と鳴ります。
これは現在もストレスの目安、ペースを落とそうとブレーキにする1つの方法として捉えています。
飛び交う声に、脳が追いつかない
リワークでコミュニケーションの心理状態を知ったことやHSPという繊細な器質を持っていることを知ってから、この状態が明確になりました。特に職場では誰に向けて言った声なのかわからないことが80%だと感じます。
Aさんの相談にのっているところに、もう1人Bさんが話しかけてくる。その状態で遠くから自分に向けて届くようにCさんから大きな声が発せられる。聞こえていないと思って、もう1人Dさんも同じことを大きな声で発せられる。
この声が飛び交う状態に「一体なんの話を聞いたらいいか、わからない!」とパニックになりそうなことがよく出てきました。
その時はアサーティブコミュニケーションを使って
「Aさん、待ってね」C・Dさんに「○○ですよー!」Bさんに「今、答えた方がいいですか?」と確認します。
これも頭がクリアな状態ならできるのですが、頭が混線している状態だと「どの話聞いていいかわからないです」と正直に言ったこともありました。
今までは、この状態も気付けずにストレスを溜めるだけのやり取りでした。処理しようと頑張ってしまいました。自分がHSPの繊細さで全部話を聞いてしまう特徴を知ったことで
「こうなるのは当たり前だよね」と気づくことでとても楽になったと思います。
起立性めまい
こちらは増えたより減りました。
こちらの記事に書きましたが
しゃがんだ状態から立ち上がると視界が砂嵐状態になるのがノーマルモードの私でした。
リワークで自律神経のリズムを測定してから、ゆっくり動くことを勧められました。そのアドバイスを行動に移してみたからか、起立性めまいは1/10に減った感覚になっています。
最後に
いかがだったでしょうか?
一番辛かったのは咳喘息でした。まさか喘息になるなんてと思っていませんでしたし、適応障害だけじゃないのか~!とガックリしました。
原因やストレッサーが何かわかると対処できるものもあると思います。でも身体的に痛みや辛さを感じるのは嫌ですよね。「嫌だな」という気持ちも受け止めてみると少し楽になる瞬間もあると思います。
この記事が何かのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。
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