仕事中に気づいたHSPの強み

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気づき

こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験しています。飄々と軽々と過ごせるような適応障害との暮らし方や気づきをお届けします。

今回は、仕事中にふと気づいたHSPの強みについて書いていきたいと思います。

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とある支援での出来事

福祉業界の仕事で水分介助という内容があります。体や心、能力的になんらかの障害があり、自分で水分を摂れない方のサポートをします。

「喉乾いたな」と自分で飲める方は、飲み物を用意して水分補給をすると思います。生命維持として水分は必要なので、時間で定期的に用意をし、スプーンやレンゲ、介助用のスプーンを使って支援者が介助します。

抜けてしまうこともある

生活面の仕事は挙げていくと、あっという間に50~100個の内容になるくらい手順や内容があります。その中で、抜けてしまう、または抜けに気づいて実施できたという内容もあります。

心苦しいのですが、水分介助の忘れ、業務の抜けがあったため「水分チェック表」というものが途中から作られました。

支援者も頭で理解して気を付ける場面も必要なのですが、人間の頭は限界があります。

道具を使ったり、工程に組み込んだりと仕組み化が必要な場面もあります。ここで、HSPならここまで気付けるんじゃないかなと思ったポイントがありました。

一つの事柄で、どれだけイメージできるか

水分チェック表が作られ、提供した人が「しました」というマークを表につけることになりました。

ある日、水分チェック表に抜けがあったため、作成したAさんが表を指差しながら「やりました?」とチームに問いかけました。

HSP全員がそう思うか言い切れません。この言葉で私は、Aさんの「やりました?」の言葉の裏には「抜けているので、提供した人はマークをつけてください。忘れないでね」というメッセージも伝えていると捉えました。「これを皆で共有して、抜けがあったら声をかけて精度を上げていく必要のあるものだな」と思ったのです。

ですが、業務抜けの多い支援者は「ただの確認か。ただの報告か」という認識でいることもあるので、次も抜けてしまいます。もしかしたら「やりました?」という言葉のみでは「ただの確認か」の方が通常なのかもしれません。

察する能力はこんな状態だと思う記事を書いています。

言葉に隠されたメッセージを読む能力

この業界だけでないと思いたいのですが、この言葉の裏を読むことって、チームの仕事で負担なく円滑に進めるには、必要な能力だと思います。HSPはその能力に長けていると思いました。

時に言葉の裏を読みすぎて「今のどう思ったかな?」「あれ、やらない方が良かった意味なのかな?」と自分に向けて苦しくなります。察知能力ではHSPの強みになるんだよなと、この業界にいるととても強く感じます。だから、向いている仕事に人相手の仕事があるんでしょうね。

言葉を尽くすことが第一

このレベルで円滑に業務が進められると習熟度も精度も上がり、チームの動きも活発になります。しかし、全員がこの能力を持ち合わせているわけではありません。そして、察する能力も限界があります。

チェック表の例であれば、チェックをやる必要のあることや、やってもらいたい業務を言葉で伝えていくことが一番の近道と感じます。

説明する能力、言葉にする能力、私も日々怠らないようにしていきます。

こちらでも言葉で伝えることの記事を書いています。

この記事が、自分を認められるきっかけのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。

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