適応障害の暮らし「お金編」

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適応障害との暮らし

こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験しています。飄々と軽々と過ごせるような適応障害との暮らし方や気づきをお届けします。

今回は、適応障害の暮らしシリーズを5つで終わろうと思ったのですが、お金について書いてないなと思い出しました。追加の「お金編」で思ったことを書いていきたいと思います。こちらは実生活の実践を積んで、身につけたことが多いです。

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傷病手当金

私は適応障害で傷病手当金をもらいました。そして今まで勘違いをしていました。傷病手当金はメンタルヘルスを損ねたらもらえると勘違いをしていました。以下のメディアを参考にします。

傷病手当金をもらえる4つの条件

  1. 業務外の事由による病気やケガの療養のための休業であること
  2. 仕事に就くことができないこと
  3. 連続する3日間を含み4日以上仕事に就けなかったこと
  4. 休業した期間について給与の支払いがないこと

全国保健健康協会

業務上が原因の疾病では条件に満たせず、業務上以外であれば手当金の条件に当たることを、きちんと知らずにいました。私は私生活にも原因があったため、条件に当てはまりました。

私は約75~77万円もらい、申請して2~3ヶ月後に手に入れることができました。休職中でリワークに安定して通い、産業医面談に向けて準備していた頃でした。この額を多いか少ないかで見られるか。休職中の心も持ちようにつながると思います。

傷病手当金で、どのくらい過ごせるかを考えた

私は実験的に1年間、いくらで過ごせるか試してみた時がありました。そこで心がけたことが

「どこにお金を使いたいか、考えて使う」です。

「人との時間を過ごすため」「応援したい飲食店やサービス」なのか「自分の経験や感性を満たす」ためか、なんとなくこの3つに絞っていました。

特にコロナウイルス禍の数年は、応援したい飲食店やサービスを選ぶことが多かったです。

今までは自分のもの対しては欲や周りの目に従っていたり、固定観念で選んでいた買い物が多かったです。ストックがないと不安とかです。そんな中「本当にこれは必要かな?」と振り返ってから、買うようになりました。

スマホに入力する「買いたいものリスト」も、初めは「食料・日用品・欲しいもの」と項目を作っていました。

一度書くと、メモに沿って買い物をするようになったり「これは次回でも間に合うな」と気付いたり、書いていくうちに「そんなに必要でないかも?」となくなっていくこともありました。


1ヶ月の生活費、固定費が掛からなければ、それだけで「あと何ヶ月は傷病手当金でなんとか暮らせる」という安心材料につながります。私は月14~15万で暮らせることもでき、このくらいであれば約5ヶ月は手当金でなんとかなるんだなと知るいいきっかけになりました。自分が1ヶ月どのくらい使っているのか、必要なのかを知っておくことも、いつか休職した時の安心ポイントになるんじゃないかと思っています。

こちらは家族構成や住環境、年代、経済状況、景気状況で大いに変わるので、あくまで1つの参考になります。

傷病手当金の代わりに労災補償(正式:労働者災害補償保険)

企業法務弁護士ナビ うつ病の社員から労災申請された会社側の対応と手順

従業員側、会社側、両面について説明しています。

アトム法律事務所 精神疾患の労災認定基準|うつ病や適応障害も労災?認定されないときの対処

労災を受けたい場合の説明があります。

緑井メンタルクリニック 病気で仕事ができないときの保障制度

労災補償のデメリットも説明があります。

キズナビジネスカレッジ うつ病の人が受けられる、傷病手当金以外の経済的支援8選

傷病手当金、労災補償以外の経済面支援です。

労災補償は私は申請していないので、以上のメディアを参考にいただけると幸いです。


自立支援医療費制度は受けたので、こちらでも書いています。


ここから話す内容は、私がふと検索していた参考メディアより、になります。

業務上で病気や怪我をしたら労災補償が受けられます。しかし、現実はメンタルヘルスを損なった労働災害にあたるかの証明を作ることは至難の技のようです。そのため、会社側も傷病手当として進めることがあると書かれているメディアもありました。

実は、労災補償の方が傷病手当金より金額は多いです。少しでも多く保険金や手当をもらいたい場合は、労働補償に該当する準備が必要になります。

社労士さんや弁護士さんに相談してみることも大きな一歩です。私はおそらくこの準備をする気力は、自分であったらできないなとおじげ付いてしまいます。

お金の情報を拝借

本でもメディアでもお金の勉強ができる環境が増えましたね。私も少しずつ勉強させてもらっています。ありきたりですが、固定費の見直しは大きいです。

私も固定費である家賃を見直したらどうなるだろう、という目的で住まいの物件情報を見ることもあります。

通信環境も解約金がかからない時を目処に、他の通信会社をフワーッと見て、いいものがあれば変えられるような準備運動をしています。

ですが、健康を崩すことになるようなお金の見直しはしません。特に今夏の気温の暑さは本当に堪えますね。電気代は気になりますが、快適に休められるように睡眠時間帯も冷房はつけていました。そして、食べるものも夏は他の季節より食べたいものを食べて、バテないようにちょっぴり多めに食べています。食費も一度あまり考えないようにしました。

なんとなく日本の四季に翻弄されることが多いですが、お金のメリハリがつけられるのかななんて前向きに捉えています笑。

代用できたり、いらないものをあぶり出してみる

考え方編でも書いたかもしれませんが、ものを揃えるより、あるもので代わりにならないかをできるようになると、買うものが減ります。私は家電面で2つ元々手放し、途中で1つ手放しました。自転車も手放しました。自炊面では5つほど、なくても問題なくなりました。また、人生の保険の掛け方を変えることも代用だなと思いました。

最後に

お金については、節約やミニマリスト関係の情報も参考にしています。ミニマリストさんの情報を見ていると、お金やモノに目が行きがちですが、ストレスを減らすことって「思考のミニマリスト化」なんだなぁと勉強になりました。

これは完成形ではなく、年代や生活環境、家族環境、年数で変わっていくものだと思います。お金はあまりキチキチやると、めちゃくちゃストレスがかかり辛いです。しかし、そうも言っていられない状況もあり、メンタル面でも向き合いにくいボスキャラだと思います。いつかのための緩やかな準備がコツなのかなと感じます。

5年後、10年後は全く違う暮らし方になっているかもしれません。現時点での「私の適応障害との暮らし方」になります。

この記事が、自分自身を認められるきっかけのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。

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