こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害になり休職、復職を経て、週末は借りている畑の世話をしながら現在も同じ業界で働いている30代です。
今回は、掃除をしながらふと振り返ったことをお伝えしたいと思います。
きっかけは「めんどくさい」
週末の朝はかぜのたみさんのラジオやVoicyを聴きながら部屋の掃除をしているのですが、実は掃除や食器洗いという片付け事がとても苦手です。
1人暮らしを始めた時は「はじめから全て揃えず、少しずつものを増やしていけばいいな」と思っていました。
当たり前のなのですが1人暮らしは自分がやらないと何も始まらないし、何も終わりません。暮らし始めはお気に入りのものや部屋で生活を始めると何でも気分はウキウキなので、苦にも思いません。
ですが、日々の繰り返す中、掃除をすると、場所によってはものをどかして行うこともあると思います。その回数が多いほど「めんどくせ」という気持ちが頭に浮かんでくるんですね。
「掃除めんどい→どかすものを減らそ→ものを置きたくない→ものを増やすことを減らそう」とふわーっと思いました。
そして、ものを減らそうと決まってから自分の中でぼんやり決めたことがありました。
ものの置き場は固定する
こう思った一番の理由があります。
実家では母親が自宅でピアノの授業をしていました。授業部屋はピアノが置いてある私の部屋だったのです。生徒が来るたび、私の机の不必要なものを別の部屋に置かれました(宿題やカバン、このころからキャラクターものが好きだったのでそのようなものもどかされまして)。
学校から帰宅するとものは戻っているのですが置いたものが毎回別の場所においてあるので、「あれはどこに置いた?」「これはどこにいった?」と探していました。何よりものの位置が変わっていることがものすごくストレスでした。きっと自閉的傾向は少なからずあるんだろうなと気づかされた出来事でもありました。
これが大学まで続いたので半ばあきらめていたことと、少しずつ「ここは動かさないで」とスペースを広げていったことを覚えています。
また、母親もものが多い人なのでいつも「あれどこいった」出かける前に「あれがない」と繰り返していました。なんかね、嫌悪感がその時からありましたね、「あぁなりたくないなぁ」って。
正直1人暮らしを始めてようやく「自分の部屋がもてた」と感じました。
しまう場所はこのエリアのみにする
職場じゃないのに書類がたまります。住民票とか契約書とか公共料金の書類とか。
「ここにしか置かない」と決めたことで増えなくなりました。
公共料金や病院、スーパーの領収書関係も持っていても特にはならないので、家計簿アプリに入れたらスーパーでレシートはポイ、通知メールもポイするようにしました。
あとはお気に入りのものを置くエリアも決めることで、そのようなものを増やさなくなりました。
本当にこれは今必要なのかな?と振り返る
お気に入りのものは私だとキャラクターものなのですが、目にしてかわいいなと思っても
「これをおくスペースあるかな?」
「今あるお気に入りグッズは気に入ってないのかな?」と買うときに振り返るようになりました。
ものは増えなくなり、ものを大事にするようになり、「あれはここにこのくらいあるから」とものを探す労力が減り、頭もスッキリするようになりました。
洋服もこの傾向です。同じように
「これを買ったら何と組み合わせられるかな?」
「同じような色やものはなかったかな?」
と定員さんの話を聴きながら持っている洋服を思い出していました。
今はコロナ禍も相まって、洋服もシンプルなものになり「これだけあれば十分だよね」と満足度が学生時代よりぐーっと高まりました。きっと必要な洋服が揃ってきたこと、何が似合うか好きかが判断できるようになったこと、ある程度冒険したい洋服を着てきたことを経験して過ぎたからかもしれないです。
見栄で買ってないか?
こう思ったのはブランドもの買った時ですね。
初めての海外や学生の卒業旅行でブランドものを日本より安く買える時期があったのですが、皆、買っていることで対してほしくもないのに買うこともありましたね。
話題にのっかりたいことや身に着けていることで自分に自信を持つ道具になったりと。でも一定期間過ぎるとトレンドも過ぎるし、自分の自信を彷彿させるものにもならないし、効果が発揮されないことに気づきました。
それよりも自分が本当に気に入って似合っているものを見つけることに喜びや価値を見出すことのほうがとても大事なことに気が付いてからは、気にいったお店や系統が厳選されるようになり、選ぶ時間もぐんと減りました。
最後に
減っている様子ばかり書いてますが、逆に増えているものがあります。
自炊に関する調味料やスパイス、ハーブが増えています。
作ることで気分転換をしているため、正直1人暮らし用の冷蔵庫で間に合わないかなと思う時もあります。ですがここで大きい冷蔵庫に買い替えてしまうと、そんなに大食いでないのに作りすぎて食べすぎを引き起こしてしまい、体調を崩すことが目に見えているので、今の冷蔵庫で間に合う料理をしていければいいんだよなと自分をセーブしています。
最後まで読んでいただきありがとうございます。軽々と過ごせるヒントになれば幸いです。
また次の記事でお会いしましょう。
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