働く世代の生活習慣病~健康で働き続けるために~ (1)

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リワーク(復職支援)での学び

こんにちは、ヒョーかるです。私は福祉業界で適応障害や休職、復職を経験して、これは飄々と軽々と生きていけるんじゃないか?と学んだことや思ったことをコツコツお届けしたいと思います。

今回は健康面についての話題、生活習慣病について書いていきたいと思います。

「わかってはいるけどさ〜」と耳が痛い話題かと思います。私が健康面として食事を考えるきっかけとなった理由はこちらでも書かせていただきました。

脳は食べ物で作られると教えてもらったことでありますが、体も食べ物で作られます。どんな自分でいたいかと考えると、食べ物も必然的に考えるようになったなと私は感じています。

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生活習慣病とは?

生活習慣病って、どんなイメージがありますか?

  • 生活習慣病とは、その名の通り、生活習慣が原因で発症する疾患のことです。
  • 高血圧、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)、肥満、痛風…
  • 生活習慣病は、医療費の約3割、死亡者数の約6割を占めている。
  • 注意が必要な検診項目:体重(BMI)、血圧、コレステロール、尿酸、血糖値

予防できる病気です!

LIFE SHIFT~100年時代の人生戦略~

リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット著

誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル(Amazonより引用)

「有形資産だけでなく、無形資産(人間関係、家族、健康…)も大切に」

そのため、健康面を気をつけよう!という目的でこの本を紹介されました。

人生100年生きることになるかもしれない未来。生き抜くためには長寿をどう過ごしていくか、動けるようにしていくかで人生の戦略が変わるという内容でした。

私はこの本にかなり突き動かされ、将来や仕事、生き方を考えるようになりました。本書は結構分厚い本のため、私は漫画版であらすじを読みました。

自分の体、知ってますか?

〈20歳時〉〈現在〉
BMI
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
      BMI
体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
      
血圧血圧
コレステロール
LDL(悪玉)HDL(善玉)
コレステロール
LDL(悪玉)HDL(善玉)
空腹時血糖(HbA1c)空腹時血糖(HbA1c)
尿酸尿酸

一度自分で書いてみましょう♪

働く人の疾患の傾向

企業に聞いた、増加している疾患

  1. メンタル疾患(43.9%)
  2. 生活習慣病(38.3%)
  3. がん(30.1%)

「メンタルヘルス、私傷病などの治療と職業生活両立支援に関する調査」独立行政法人労働政策研究・研修機構参照

1~2位は予防できる

健康管理に関する法令

・労働安全衛生法

年1回の定期健康診断を行い、会社にはその結果に基づき必要な具体的措置を取る義務がある。

・事業者による安全配慮義務

→安全配慮義務違反は民事訴訟の対象となる。健診で血圧高いとわかったのに残業させるとか。

・労働者による自己保健義務

→労働者が自身の健康を維持するために努めるというもの。

高血圧

血圧とは?

→心臓から送り出された血液が、動脈の壁を押す力のこと。

高血圧のラインは140/90

年齢とともに下の血圧は下がる。高血圧の人は下の圧が年齢と共に上がる。

血圧パートナー参照
https://ketsuatsu-support.com/hypertension/happens/bloodpressure.html

正常な血管から、高血圧で血管がダメージを受けて傷つく。傷ついた部分に悪玉コレステロールが沈着して動脈硬化という状態になる。

日本成人病予防協会参照
https://www.japa.org/lifestyle_diseases/main/arteriosclerosis/

狭くなるところを通ろうとするので余計に高くなる。

血圧はサイレントキラー

・高血圧の多くはなかなか症状が出ません。

・知らない内に高血圧が続くと、全身の血管にダメージが…

*自覚がなく、じわじわと苦しめられるのが血圧。

これだけは知っておきたい高血圧の知識 HEALTH & COOKING参照
http://www.health-cooking.jp/contents/column/hypertension_topix1.html

高血圧のよくある事例

Aさん
・36歳の時:138/92mmHg基準値を行ったり来たり…
・41歳から:高血圧と診断。132/92下の血圧が毎年90を超える。
*こうなると高血圧。下が100になると何かあってもおかしくない。
・50歳まで基準値で経過するが再度血圧上昇。
・高血圧は続くが、長時間残業(月150時間)をこなす。冠動脈のct検査は本人がやりたくないと実施していなかった。
・57歳:解離性大動脈瘤破裂により死亡。

血圧はちょっとしたことでも上がります

  • 寒さ(高齢者の冬のお風呂)
  • 肉体労働、激しい運動
  • 食後1時間
  • 喫煙
  • ストレス

・日中高く、夜寝ている時は下がります →朝晩の測定で変化の幅を知ることが大切です。

降圧目標

診察室血圧家庭血圧
若年者・中年者140/90未満135/85未満
糖尿病患者・慢性腎臓病・心筋梗塞後患者130/80未満125/75未満
脳血管障害患者140/90未満135/85未満

糖尿病

・糖尿病とは、血糖値が高くなる病気。

・血糖値は、血圧中に含まれるブドウ糖の濃度。

・HbA1c【ヘモグロビン・エーワンシー】値とは、赤血球中のヘモグロビンのうちどれくらいの割合が糖と結合しているかを示す検査値。

・自覚症状が出にくく、症状が出るのは進行してから。

→症状とはトイレが近く、量が多い。以上にのどが乾く。だるい、疲れやすい。

荒川区HP参照
https://www.city.arakawa.tokyo.jp/a033/kenkouiryou/kenkouzukuri/dmkuizu5.html

*糖が血管を傷つける。

糖尿病にもタイプがある

アークレイ自己血糖測定器関連情報サイト参照
https://www.arkray.co.jp/smbg/diabetes/index.html
HELO WGN参照
https://www.facebook.com/pages/category/Health-beauty/HELO-WGN-354911964929985/

糖尿病の合併症

〈細い血管が傷ついて起こる-3大合併症-〉

  • 神経障害:手足のしびれや感覚が鈍くなる。痛みに鈍感になる。
  • 腎症:腎臓の働きが悪くなる。
  • 網膜症:視力が落ちる。

〈太い血管が傷ついて起こる〉

  • 脳卒中
  • 心筋梗塞

〈その他への影響〉

  • 肺炎
  • 歯周病
  • がん、認知症
  • 足壊疽

血管がドロドロの人は炎症を起こしやすい。。手足の感覚が鈍くなると足の傷に気づけないこともある。ばい菌が入り、血液は栄養が豊富なので菌が繁殖しやすい。

SMART LIFE PROJECT参照 https://www.smartlife.mhlw.go.jp/event/disease/complications/

脂質異常症

・脂質異常症は、血液中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が基準より高い、またはHLDコレステロール(善玉コレステロール)が基準より低い状態のこと。

・血液中に余分な脂質が多くなると、動脈硬化を起こしやすくなり、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高くなる。

LDLコレステロール(悪玉コレステロール)とは…
 体の隅々までコレステロールを運ぶ働きをする。
HLDコレステロール(善玉コレステロール)とは…
 体から余計なコレステロールを回収する働きをする。

痛風

・痛風は高尿酸血症(7.0mg/dl以上)が持続することで、特に関節内に尿酸塩結晶が沈着し炎症を起こした場合に生じる。

・無症状であっても動脈硬化になるリスクが高くなる。

・ある日突然、通常、下肢、特に足の親指の付け根に、それまで経験したことがないような激痛が起こる初期症状が特徴。

・発作(急性炎症)の出現:激痛

・2週間以内に治る:無症状

放っておくと

・発作の再発→様々な合併症動脈硬化の進行→脳梗塞、心筋梗塞など

森外科医院参照 https://www.morigeka.net/hyperuricemia/

2年前より糖質の量を減らす糖質制限の食事を取り入れていました。そこ加えてこの1年、私は1日2食生活をやっていました。健康診断で総コレステロール値が基準値より上がっていたため、食事のバランスを考え直しています。食事だけでなく年齢もあるのかな…なんてことも勝手に期待しています。次回は予防するにはどうしたらいいかについて書いていきます。

この記事が何かのお役に立てたら幸いです。また次の記事でお会いしましょう。

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